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資料:2012年5月27日の「集会宣言」

「さよなら原発!佐賀連絡会」は、2012年5月27日に佐賀市「どんどんどんの森」開かれた「さよなら原発!5・27 佐賀集会」の実行委員会を母体としています。その出発点ともいえる、この集会の「集会宣言」を記録しておきます。
ちなみに、宣言に「一基の原発も再稼働させることなくそのまま廃炉に持ち込むことが私たちの安全を守る確かな道」とあるように、このようなレベルの文書で「即時原発ゼロ」を打ち出したのはこれが初めてかも知れません。
(この文書は当時の集会実行委員会のサイトにも保存・掲示されています。
     集会宣言

福島原発事故の発生から1年と2ヶ月が経ちましたが,未だに多くの人々が困難な生活を強いられています.人々は住む場所を奪われ,職を奪われ,農業者は土地を,家畜を失いました.避難生活は長期にわたっています.福島原発事故は今も進行中で,多くの人々を被ばくさせ続けています.それだけでなく,「裸の巨大原子炉」4号機燃料プール崩壊の危機は今日なお首都をも危険にさらしています.ところが,このような大事故を起こした東電とこれを防げなかった監督庁の誰一人として,未だにその責任を問われていません.

原発安全神話に代わって流布される「放射能・放射線安全神話」が猛威を振るい,放射能や放射線を避けて暮らす権利を人々から奪っています.被ばくの限度である年間1ミリシーベルトの原則は,本来国民を保護すべき政府自身によって破られました.これに手を貸し,放射能安全神話を流布する学者や専門家の責任は重大です.福島県を中心に,特に子どもたちに日々追加される集団線量(線量×人数)が憂慮されます.

水俣病などの公害や原爆被爆者への無策や放置をそのまま繰り返すような政治の背後には,原発護持勢力の圧力があります.何としても原発を再稼働させ,維持し続けるために事故の被害を小さく見せたいという,一部の政治家・官僚,原子力産業界,電力会社,さらには国際的な原子力ネットワークの権力が大きく作用しているのです.

福島原発災害は,原発がいったん事故を起こせばその被害がいかに甚大であるかをまざまざと見せつけました.被災者の苦難は言うに及ばず,放射能汚染によって国土の一部が今後百年余にわたって失われることになったのです.「原発破れて山河なし」.このようなリスクは,たとえその確率がいかに小さくても到底受け入れられませんが,この確率が決して小さくないことは福島第一という大変な犠牲を払って学んだのです.

玄海原発で福島第一の規模の事故が起きれば,大都市福岡も安全ではありません.川内原発で重大事故が起きて海が汚染されれば,海流によって運ばれる放射能で有明海は全滅します.

たとえ事故がなくても,ウラン鉱での採掘作業や原発のメンテナンスではきびしい被ばく労働が不可避です.また,原子炉の運転が終了した後も,何千年,何万年もの管理を要する放射性毒物が,原発を運転すればするほど生産され,未来世代への被ばくの脅威も増大します.たとえば玄海3号機が1年間運転されると,広島原爆1,700発分の放射能が生じます.

福島の犠牲,そして人々の声と力によって国内すべての原発が止まった今こそ,原発を廃絶する希有な機会です.もう一度「フクシマ」が繰り返されるのを待つほど愚かなことはありません.一基の原発も再稼働させることなくそのまま廃炉に持ち込むことが私たちの安全を守る確かな道であり,次の世代に対する道徳的な責任を果たす最善の方法です.同時に,福島原発災害の過小評価が原発維持と結びついていることを考えれば,脱原発は被災者支援そのものです.

私たち集会参加者は,原発被災者の安全と権利の擁護のために,そして放射能に怯えることなく暮らせる安全な未来のために,国内すべての原発の廃止を求めます.多くの皆さんがこの共通の目的のために私たちと共に行動されるよう希望します.

     2012年5月27日
     「さよなら原発!5・27 佐賀集会」参加者一同
     佐賀市 どんどんどんの森公園にて

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玄海原発再稼働を許さない! 12.2唐津集会

flyer1202.jpg玄海原発再稼働反対集会が12月2日に唐津で開かれます.右はそのフライヤーです.画像(またはここ)をクリックしてダウンロードし,大いに広めて下さい.

12月2日,14時〜16時
松浦河畔公園・国際交流広場(唐津市)
主催 さようなら原発1000万人アクション佐賀実行委員会
賛同 10団体
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県庁横金曜行動は9月15日から冬時間

毎週の佐賀県庁横,くすの栄橋での脱原発アピール行動,9月15日から冬時間です.
17時30分〜18時30分.
グーグルマップ →交通機関など →ストリートビュー
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8.27集会アピール

8.27集会で採択されたアピール文を紹介します.これから関係方面に送付される予定です.

集会アピール

子どもたちと未来のために、みんなで原発を止めよう
    ― 市民の皆様に呼びかけます ―

九州電力は鹿児島県民の多数の反対を無視して川内原発を再稼働させ、さらに玄海原発の再稼働を企んでいます。佐賀県知事は4月、玄海原発再稼働を容認しました。しかし、佐賀県と長崎県の30㌔圏内の8市町のうち半数の4市長(伊万里市、壱岐市、松浦市、平戸市)が再稼働に反対、世論も過半数が反対です。知事の決定は到底容認できません。私たちは、その撤回を求めるとともに、未来の安全のために、民意を実現するために、市民の皆様がともに声を上げることを心から呼びかけます。

福島原発事故は今も進行中です。福島県の子どもたちの甲状腺ガンは公表されただけでも「疑い」も含め190人にものぼります。土壌汚染も深刻です。チェルノブイリ事故では移住の権利が認められるような汚染地域(1平方㍍あたり18万5千ベクレル以上)は、避難区域以外にも、福島市、二本松市などでいくつも存在します。ところが安倍政権は「自主避難者」への支援を打ち切り、一般人の線量限度の20倍にも当たる年20㍉シーベルトもの汚染地域への住民帰還をすすめています。これはチェルノブイリ事故での基準値の実に4倍です。

規制委員会の審査は疑問だらけです。佐賀県知事は、審査結果は規制基準に適合していると述べました。しかし、佐賀県での県民説明会で出された疑問、格納容器での水蒸気爆発の危険性などについて規制委員会はまともに答えていません。住民避難は審査の対象にすらなっていません。玄海原発を再稼働すると使用済み燃料はどんどん増えて、貯蔵プールは5年程度で満杯になります。これを運び出す先という青森県の六ヶ所再処理工場は、竣工が23回も延期され、いまだ稼働の見込みがありません。最終処分のあてのない放射能をこれ以上ため込む余裕などないのです。

玄海町や唐津市など、玄海原発に近いところほど原発稼働後に白血病の発生率が高くなっています。原発稼働の前後では、玄海町と唐津市の白血病死亡者数の合計は、原発稼働前後のそれぞれの10年間で66人から185人と3倍も増え、人口を考慮した白血病死亡率も異常に増えています。玄海原発はトリチウムという放射性物質の環境への放出が国内の他の原発に比べて突出しており、原因として疑われます。 

佐賀県知事は、再稼働が必要な理由として、再生可能エネルギーは安定供給に課題があると述べました。しかし、わが国には揚水発電所という巨大な「バッテリー」が全国で2千7百万㌔㍗、大型原発20基分もあります。これを安定供給のために使うことができます。再生可能エネルギーの伸びも急速です。昨年5月の好天の日には九電は需要747万㌔㍗のうち太陽光など再生可能エネルギーで78%を賄ったうえ、あまった2百万㌔㍗は揚水発電所に送られました。九州では、行政の認定を受けていながら未設置のものが多くあり、まだ大きな可能性があります。

民意無視の政治を変えるためには
世論調査で再稼働反対が国民・市民の過半数を占めています。それなのになぜ、この民意に反することがまかり通るのでしょうか?それは、米国の核・原子力政策に追従する安倍政権が九電など電力大手の儲け第一の立場に立っているからです。この民意無視を変えるには、市民一人ひとりが声をあげ、行動することです。松浦の漁民のみなさんは再稼働反対の海上デモをしました。

いまこそ、原発事故の不安のない未来を子どもたちに引き継ぐために、放射能という負の遺産をこれ以上増やさないために、脱原発のために、ご一緒に行動しようではありませんか。

2017年8月27日
        「オール九州 玄海原発 再稼動許さない!」集会 参加者一同
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8/27(日)午後2時,福岡市警固公園で集会

「オール九州 玄海原発 再稼動許さない!」集会
 8/27(日)午後2時,福岡市・警固公園(天神福岡駅横)
 フライヤー

14:00~ 《集会》
主催者あいさつ・・・・・・・・青柳行信
韓国から連帯挨拶・・・・・・・周京采(ハンビット原子力発電所 汎国民対策委員会執行委員長)
カンパアピール・・・・・・・・実行委員会
原発立地から・・・・・・・・・仲秋喜道(佐賀・玄海原発対策住民会議顧問)
                 上原正利(鹿児島・川内原発建設反対連絡協議会)
 地元・福岡から・・・・・・・・棚次奎介(さよなら原発!北九州連絡会代表)
 集会アピール・・・・・・・・・実行委員会
 デモ案内とデモコール練習・・・実行委員会
14:30~ 《デモ》
15:15~ 《九電本店前アピール》 
九州各地や政党議員のみなさんなどからの
発言とシュプレヒコール    (16:00終了)
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原発問題の宣伝物を公表

1401577.gif12月追記:熊本の女性グループが視覚に訴える素敵なフライヤーにしてくれました.
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flyer1707.jpgさよなら原発!佐賀連絡会では原発問題の一般向けビラを作りました.右の画像をクリックしてダウンロードできます.印刷してまわりの方に配布するなど,自由にお使い下さい.
テキストのみはこちら

紙面には盛り込めない,引用元,数字の根拠,詳細データなどを紹介,順次追記します.

国内の年度ごと原発稼働状況一覧
 (URLの最後の4桁の数字に西暦年度を入れる)
福島の土壌汚染-「女性自身」2016年3月8日号
日本原子力研究開発機構による土壌汚染測定データ
土壌汚染の経時変化(福島県農業総合センター 生産環境部 環境・作物栄養科)
 (この資料の図3を見ると,土壌中セシウム
  の減少は年1割程度と思われる.)
チェルノブイリ事故での「移住の権利」について
 (オレグ・ナスビット,今中哲二「ウクライ
  ナでの事故への法的取り組み」)表1参照

ホワイトフードによるデータ
東日本土壌ベクレル測定プロジェクト
 データの例:群馬県沼田市上発知町
   Cs-137, 1,980 [Bq/kg](128,000[Bq/m2]相当),2017-05-22測定
  (群馬県のデータの最高値)
福岡県の土壌汚染データはこちらから
現在の全国及び福島県の空間線量測定結果(原子力規制委員会)

日本のプルトニウム保有量-「核情報」サイト

◆原子炉級プルトニウムで原爆が可能か?
 肯定的意見:元九工大・岡本良治氏福岡核問題研での発表
 否定意見:元NUMO理事・河田東海夫氏

◆森永徹氏の「玄海原発と白血病の関連について」

◆再生可能エネルギーと揚水発電に関する報道
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1511/09/news024.html
http://ryukyushimpo.jp/editorial/prentry-234104.html

◆資源エネルギー庁による電力調査統計(揚水発電所のデータもこちら)
http://www.enecho.meti.go.jp/statistics/electric_power/ep002/results.html

◆九電,昨年5月に再エネが78%を占めた件,圧縮空気によるエネルギー(電力)貯蔵
http://www.asahi.com/articles/DA3S12931059.html
◆圧縮空気によるエネルギー(電力)貯蔵実証試験を開始(NEDO)
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100756.html

◆九州地域における再生可能エネルギー発電設備の認定状況 及び運転状況(九州経済産業局)
http://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/energy/fit/170510.pdf

以下にテキスト部分を掲載します.

続きを読む


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佐賀県からの回答

さよなら原発!佐賀連絡会から去る2月10日に提出していた要望書に対して,4ヶ月以上も経った6月14日付けで県から回答がありました.とりあえず回答が掲載された県のサイトにリンクします.

回答書1401577.gif2020/2/1 リンク切れ(抹消?)のため保管ファイルへ
他団体も含め,質問と回答へのリンク

県の担当者に要望書を渡すとき,迅速な回答を求め,「まさか再稼働容認した後で回答などということがないように」と念を押しましたが,その期待と信頼は裏切られました.
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県庁横金曜行動は6月23日から夏時間

毎週の佐賀県庁横,くすの栄橋での脱原発アピール行動,6月23日から夏時間です.
18時〜19時.
グーグルマップ →交通機関など →ストリートビュー
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佐賀県知事への要請・抗議

IMG_0913.jpeg佐賀県の山口知事は4月24日の記者会見で,玄海3,4号機の再稼働に「同意」を表明しました.前後して県に提出した,さよなら原発佐賀連絡会の要求書と,有志による抗議文とを紹介します.
知事発言質疑応答(県庁ウェブサイト)
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   2017年4月21日

佐賀県知事 山口 祥義 様
              さよなら原発!佐賀連絡会
              代表 豊島 耕一

要求書 山口知事の再稼動へ向いた手続きは、県民の県政への信頼を損ないませんか。
玄海原発3、4号機の再稼働の判断をしないことを求めます。


 残念なことですが、山口知事には、私たちが、そして県民の多くもそうだと思いますが、佐賀県をどんなに大事に思っているか、分かってもらえなかったようです。
 子どもたちが健やかに育ち、私たちが幸せに暮らすためには、万が一でも佐賀県が放射能で汚染されることはあってはならないことです。福島の人たちの苦しみや苦労を知るにつれ、私たちは胸が痛みます。そして、6年たった今も福島の人たちの心配と苦労は続いています。政府がどんなに「大丈夫だ」「原発事故は起きない」と言っても、信用できるとは思えません。

これまでの手続きは形だけで再稼働へのアリバイ作りのようです。
知事は再稼働について「私自ら説明したい(就任記者会見)」と発言されていますが、いまだに実行されていません。「佐賀県のことは佐賀県で決める」と言われながら急ぐのは、国の都合に合わせただけのように思われます。
 「プロセスを大事にする」とは、原発事故は県民の生命に関わりますから、県民説明会を少なくとも20市町で開催して県民の意見を十分に聞いて、広く意見を聴く委員会で全般的に議論を重ね地元の経済問題等にも理解を深め、専門部会に慎重な、あるいは批判的な意見の専門家も加えて原発の安全性、避難計画、健康等への影響について検証し、公開討論会を開いて県民に偏らない情報を提供して県民の判断を仰ぐことです。「県民に寄り添う」とも発言されていますが、これでは寄り添ったことにはなりません。
 以上のことについて、知事はどのようにお考えですか。見解を求めます。

Ⅰ.再稼働について県民の理解は得られていません。
13日、佐賀県議会では自民党と公明党の全議員が賛成されて玄海原発3、4号機の再稼働容認が決議されました。しかし、自民党支持者の45%が再稼働に反対しているという調査結果(2016年10月17日朝日新聞デジタル、再稼働の賛否は自民党支持層では「賛成」42%、「反対」45%と割れた)があります。        
県民説明会で出された100近くの意見の中に賛成意見は一つもありませんでした。広く意見を聴く委員会では7人の委員が反対で、賛成・容認は10人、その他の意見は9人です。GM21ミーティングでは伊万里市長、神埼市長、嬉野市長の3人が反対、8人が容認、9人が賛否を明確にしていません。県民からの意見募集では、提案箱のほぼすべてとホームページ投稿の約9割が再稼働に反対や疑問です。また佐賀新聞の調査でも反対が過半数を占めています。
これらの事実から、山口知事は『再稼働について佐賀県民の理解が得られていないこと』を認めるべきです。知事の再稼働容認の条件の一つが「県民の理解が得られた場合」とされているのですから、まだ、知事が再稼働の判断をするべきでないことは明らかです。

 要求項目
1)玄海原発3、4号機の再稼働の判断をしないでください。

Ⅱ.玄海原発3、4号機の安全は確認できません。
  私たちが2月10日に提出した「玄海原発再稼働についての要望書」の質問について、いまだに回答がありません。慎重な意見の専門家から提出された問題点や意見募集に県民から寄せられた質問や疑問にも県は全く回答していません。
  これでは、県民は安全性を確認することができません。

 要求項目
 1)上記に、また下記のすべての項目に至急回答されることを求めます。
 2)私たち市民団体も含め、早急に県民との直接対話の場を設けください。

Ⅲ.朝鮮半島情勢が緊張しています。
  「米朝が真っ向から対立している。後戻りできなくなる前に挑発や脅迫をやめるべきだ」と中国の王毅外相は自制を求めています。また「沖縄攻撃想定で米軍訓練、嘉手納基地臨戦態勢示す」と16日の佐賀新聞は報道しています。3月31日朝日新聞社説は、「敵基地を攻撃すれば反撃を受け、全面戦争への発展を想定する必要がある。原発が攻撃対象になる可能性も否定できない」と論説しています。
  原子炉格納容器も燃料プールもミサイル攻撃には耐えられません。もし攻撃されれば、福島原発事故どころかチェルノブイリ原発事故を上回る放射能汚染が予想されます。稼働中であればなおさらです。再稼働は認められません。

 要求項目
 1)玄海原発3、4号機の再稼働は認めないでください。
 2)知事は、政府に「アメリカ政府が北朝鮮を先制攻撃しないように働きかけること」を申し入れてください。
 3)玄海原発がミサイル攻撃を受けた場合の放射能拡散をシミュレーションして避難計画を立案し、実効性を検討してください。

   連絡先 杉野ちせ子 携帯:(省略)   佐賀市(以下省略)

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山口知事の再稼働容認に反対する県民有志の抗議文

山口祥義知事は、今日24日佐賀県庁で、玄海原発3、4号機の再稼働を容認しました。
これは、県民の命と暮らしを守らなければならない知事の職務の放棄であり、重大事故を心配する私たち県民の気持ちを踏みにじるものです。強く抗議します。

理由
(1)佐賀県民の、福岡県民の、長崎県民の、(再稼動)理解は得られていません。
 ① 自民党支持者の45%が再稼働に反対です。賛成は42%(10月17日朝日新聞調査結果)。
 ② 佐賀新聞とサガテレビの調査では、県民の過半数がまぎれもなく再稼働に反対です。
 ③ 佐賀県と長崎県の30キロ圏内の8市町のうち、半数である4市(伊万里市、壱岐市、松浦市、平戸市)と2市議会(松浦市、平戸市)が再稼働に反対です。
 ④ 県内20市町の首長のうち、3市長が明確に反対、9首長が賛否を明確にされていません。
 ⑤ 広く意見を聴く委員会では、反対が7人、賛成容認が10人、その他の意見が9人です。
 ⑥ 1200人もが参加した県民説明会では、賛成意見はゼロです。
 ⑦ 県民の意見募集では、9割以上が反対と疑問の意見です。

(2)玄海原発の安全は、確認できていません。
 ① 山口知事が安全性を確認できたとする根拠は、慎重な意見の専門家は一人もいない知事が選んだだけの委員の専門部会で、規制委員会の審査についての県の疑問への回答が得られたということだけです。
 ② 県民から寄せられた安全性についての多くの質問や疑問に県は全く回答されていませんので、私たちは安全を確認することができません。
 ③ 山口知事は九州電力が「うそをつかない」ことを確認されたようですが、6年前の「九電やらせメール事件」で証拠隠滅を図った中村取締役が現在の原子力発電部長ですから、重大事故が起こった場合、企業利益(事故を隠そうとする)よりも住民の安全を優先されるのか、疑問があります。

(3)稼働中の原発は停止中に比べて格段に危険性があることを、山口知事は知るべきです。
   危機感が弱すぎます。

 連絡先  石丸初美 (電話番号省略)  杉野ちせ子 (電話番号省略)
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知事,再稼働同意表明か?本日の佐賀の行動予定

プルサーマル裁判の会からの行動提起です.
◆4.24知事再稼働同意抗議行動
13:00   佐賀県庁新行政棟1階ロビー集合
13:10   緊急要請書提出(調整中)
        県庁前で抗議の意思表示
14:00(?)知事記者会見
 <知事会見の状況を見ながら>
        玉屋前で抗議街頭宣伝(〜16:00頃まで)

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