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乾式貯蔵問題についての佐賀県への再質問

県からの回答に対して、10月4日に再質問をしました。当日30分の時間を取っていただき、説明と簡単な意見交換をしました。質問内容は以下の通りです。

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乾式貯蔵問題についての佐賀県への再質問(原子力安全対策課)

さよなら原発!佐賀連絡会 代表 豊島耕一
              2021年10月4日
項目 質問等
要望1 公開の説明、意見聴取の行事に値しないと考える根拠は何でしょうか。(重大性、長期にわたる問題であることの認識は?)
質問1 技術的根拠について資料の所在を示してもらったのは有難いですが、文献リストなので、一般人がこれを精査するのは事実上不可能です。「事前了解」しようとする当局による適切な概要説明が不可欠です。
質問2 これは1のような文献リストさえ示されていません。提供を求めます。
質問3 「もし火山灰で詰まった場合は」の、仮定の質問に答えられていません。過去数万年の火山灰の厚さをチェックされたのでしょうか?
質問4 「強く求め」れば必ず実行されるという確証はあるのですか。確証がなくても事前了解をするのでしょうか。
質問5 「貯蔵の強化」とはどういう意味ですか。また、「内容が確認できた段階で」、「確認」する不可欠の項目は何ですか?
質問6 規制委員会審査の「内容が確認できた段階で、県として事前了解願いに対する県の判断を検討する」とのことですが、県庁部内だけで行うのですか、それとも公開の質問も可能な場を設けるのですか。(冒頭の要請と重なる。)

技術的な質問
質問1 鉄筋コンクリートの強度と厚さは、詳細設計にて決定されるとのことですが、その前にも事前了解がありうるのですか。防護上公開できないとのことですが、住民の安心・安全を確保することと矛盾しませんか。また、県当局には知らされるのでしょうか。(質問2も同様)
質問2 「火山灰の厚 さ(10 cm) 」はいつの噴火でしょうか。
質問8 中性子遮蔽材の必要量についての資料は公開されていますか。(質問9も同様)
質問10 「審査で確認」された時の詳細資料は公開されていますか。(質問11も同様)

広い視野での質問
(1)このような核の「ゴミ」を増やし続ける原発運転を続けさせてよいのでしょうか。
(2)送り出す先の青森県(六ヶ所事業所)では、周辺の環境汚染などが心配されますが、そのことはどうでもいいと考えておられるのでしょうか。再処理の危険性、環境負荷、長期間の隔離に伴う住民の被害や負担はどこでも同じではないでしょうか。
以上

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