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4号機燃料装荷に対する抗議文

              2018年4月21日
九州電力株式会社
代表取締役社長 瓜生道明様

            さよなら原発!佐賀連絡会
抗議文
玄海原発3,4号機が重大事故を起こさないという保証がありません。福島原発事故の被害が再現される可能性があります。もっと大きな被害になるかもしれません。
九州電力は3号機の再稼働と4号機の燃料装填を中止すべきです。


1. 福島原発事故では、近藤シナリオに示されるように原発から170キロ圏内が人が住めなくなる可能性がありました。

2. 重大事故はスリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故が示すように人為ミスからでも、また2次系が原因でも、起こります。そして、人為ミスをなくすことはできません。

3. 重大事故は健康被害をもたらすだけでなく、生業と生きる希望を奪い、人々を苦しめます。

4. ドイツでは自国で重大事故が起きることを恐れて、福島原発事故直後に2022年までの脱原発を決めています。
   日本では、今、全ての原発をとめても電気は十分に足りています。逆に、原発の稼働で太陽光など再生可能エネルギーによる発電を止めることが起こります
   また、原発の電気は決して安くありませんし、廃炉、使用済み核燃料、事故処理等の費用を含めると逆に高くなります。

5. 甲状腺がんを防ぐ安定ヨウ素剤は5キロ圏外には配布されません。子供たちにも配布されません。また、迅速な避難に不可欠な事故情報の連絡に3月30日の蒸気漏れ事故で九電から佐賀県への連絡が2時間もかかったことが示すように、避難計画の不備が目立ちます。

6. 使用済み核燃料は何万年も強い放射線を出し続けますから、これを安全に処理することはできません。

7. 福島原発の廃炉、賠償、除染等の事故処理費用はこれから何十年も電気料金に上乗せされ、また税金で支払われ私たちと次の世代を苦しめます。しかし、東京電力の経営陣は事故の責任を取っていません。

8. 多くの国民が再稼働に反対しています。
                         (文責 杉野ちせ子 090-5740-1441)

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